段取り9割
もうすぐ平成が終わりますね。
季節も春めいてきました。
こんばんは。ビル管理会社の男です。
怒涛の2月 年度末の3月を乗り越え、4月もあらゆるイベントが私を待ち構えてます。
身体を壊しては元も子もないですが、駆け抜け続けることで、自分の不調に気づく暇もない、気づいたら即死。というのもある意味シアワセなことだと思います。
生命保険にも入ってますし、妻が路頭に迷うこともとりあえずは無いでしょう。
おみくじも大吉だったし、まあ今年は死なないと思いますしね。
さて、東京のビル管理の仕事だけで私の予定を考えると、4月は準備期間といいましょうか。
大規模修繕や、あっという間に到来する梅雨時期に備えての防水工事。
ようやく施工業者さんとの準備が出来てオーナー様から承諾いただけたかとと思えば
今度はエアコンが壊れまくる夏がやってきますので、今から協力会社さんに見積を出しておいてもらい、有事の際はパッと動けるように、これまた準備。
仕事は段取り8割と昔から言いますが、
ビル管理は「段取り9割」といって良いと思います。
この間、とある住戸のドアノブ交換をしたのですが、
不動産屋が問題放置しまくっていたせいで入居者さんブチギレ。
何故か私が入居者さんに怒られまくりながらの作業。
なんてことはない工事内容でしたが、
現場調査もそこそこにしか出来ない状況で
入居者さん在宅時の際に本番。
これで部材が合わないなんてことになれば
そりゃアンタ(急にどした)
パラッパラッパーのガソリンスタンドステージで
ガメオベルしたときの音楽が流れること請け合いです。
もしくはラズカーシが奈落に落ちたときのような悲鳴が私の脳内に響くでしょう。
カスタード風味か…
うまそうだな…
というわけで失敗は許されない状況だったため
ドアノブ部材だけで3種類調達。
道具も通常使うツール以外にインパクトやらレシプロソーやらリュックに詰め込んで行きました。
結果としてドアノブは錆びまくってたせいで
破壊して取り外し、部材は最初に用意しといたモノでピッタンコ。
事なきを得たのでした。
何が言いたいかというと、
段取り9割は自分の身と精神を守る神器でござんすよ、ということです。
今日は日付が変わるまでに家に着けそうです