お手軽を重視するに至る病
こんばんは。ビル管理会社の男です。
パートさんの求人広告を出すとき、
求人情報誌さんに必ずお願いすること。
それは
「ネットには求人情報を
出さないでNE!」
ということDEATH
理由は
パートさんの求人は安価かつ確実に済ませたい
からです。
ネット掲載のほうが
安価っつーか手っ取り早くね?
と思う人。
まあ中岡。もうちょっとワシの話を聞きんさい
私も以前はそう思ってましたが
自分が建物管理に関する人材様の採用活動をするにつれ、
それは大いなる間違いだと分かりました。
理由はいつもどおり
--------------------------下の
ネガチブゾーンで吐露します
私が募集するのはもっぱら
建物清掃をわずかな時間でやっていただく内容の求人。
時給は1300円~をモットーに出させていただいてますが
稼げるお金は月に換算すると多くても8万円前後
少なければ4万円とかです。
採用ターゲットは年金で生活されているシニア層の方々。
この方々は新聞を読まれることが習慣になっているので
折込チラシ一択で勝負してます。
シニア層のパートさんには
・お小遣い稼ぎ(額が些少ですからね…申し訳ございません)
・身体の健康→掃除による軽い全身運動
・メンタル面の健康
→他人に必要とされることで手に入るご自身の存在意義の見出し
これらを手に入れていただけたらいいなと思ってます。
さてシニア層をターゲットにする理由ですが
年金受給者がとかく若者の間で
憎悪を向けられる矛先になっている昨今とはいえ
私(30代)からすると、
令和を迎え65歳を超えてなお仕事をされようとする方は
男女関係なくエネルギッシュで、
まだオレは私は頑張れる、頑張りたい、という意欲にあふれ
かつ心身ともに余裕もあり
年齢の上下関係なく従業者というヒエラルキーを
きちんと自分の中で消化できるため仕事をお願いしやすい。
私(雇用側)の方としても
パートさんの方としても
お互いに感謝の気持ちで信頼関係を結べやすいんです!
ただしあまりにもプライドが高い経験者は
こちらからの依頼も拒否するので丁重にお断りしますが・・・
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【ネット広告を出さない理由】
ネット広告を出したとき、応募?の電話が来るのは
5割が「日本語出来ない(代わりにご友人が電話してくる)」方。
4割が求人情報誌の営業
残1割がフリーターの方(当然、複業なので拘束時間は出来るだけ短縮したいけど
払うもん払ってね&有給きちんと支給してね ←いや、当然支給するけどさ。なんか無礼だよね)
私も、短いようで長く従事してきた管理会社の仕事。
残念ながらいままでの経験で
一人現場の清掃に外国の方をお願いすると
OJTや付き添い指導をミッチリ行っても
採用して2ヶ月も経てば
月に2度はイレギュラーな対応に時間を割かれ
煮え湯を飲ま飲まイェイさせられてきました。
あぁ~思い出すだけで竜巻旋風脚(ケンVer)か
溝口のチェストを全ヒットさせたくなる衝動に駆られる
例)掃除しながらヘッドホンで音楽聞き住人の方が怒る
お客様から「全然掃除してる姿を見たことないんだけど」と苦情
巡回に行ったらゴミが落ちまくってるし掃除に来た形跡がない
消耗品の掃除用具や洗剤をテイクアウトする
2時間勤務なのに20分ほど掃除して帰宅するヤツ
注意してもシラを切る、泣く、逆切れする 等
結局、辞めていただくことになるわけですが
そのたびにまた求人広告を2万円払って
時間かけて、その間は代務でオレの仕事時間が削られ
面接や電話対応に時間を割かれるワケです。
監理する立場からすると「裏切られた」というやるせない気持ちで
一杯になりますが
世間様(お客様)からは、「管理者の監督不行き届きなだけだろ」
と言われてオシマイ。
なんなんだよまったく。オメーはアレか。
闘将ラーメンマンの弟子か。(それシウマイ)
というわけでリスク要因は排除せざるを得なりかずきです。
仕事は人と人との信頼関係で成り立ちます。
会社だってボランティアでお金を払ってるんじゃないんですもの。
規制緩和のせいで人間らしく生きる方法が減ったとか
貧すれば鈍して鈍すれば困する雑魚はいつまでたっても
自分以外のせいにしてクサイ息を吐きますが、
そういうヤツらが何も乗り越えず手軽さと効率(笑)と
自由を追い求め日本のGDPを落としていることに
いい加減気づきやがれクソッタレ
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さて、そんなわけで
ネット広告はお手軽でこそあるものの
一挙に広い視点で求人広告を見ることが出来ず比較がしづらい。
(少なくとも私はそうです。 )
なので軽~い気持ちで応募してこられるのですが
そもそも私(会社)にとって
願い下げな部類の方から興味を持たれても
相手にしてるヒマなぞあらしまへん
それに、見る人がそもそも
ネットに馴染んでいる人が前提となります。
これは私の信条なのですが
真剣に自分の糧にしたいと思うことは
インターネットでは済ませたくない
もとい
インターネットでは「済ませられない」
と考えてます(※)
だから、生活の成り立つ金額まで届かない
パート・アルバイト情報をネットで探す人には
私の仕事はお願いできないと考えてます。
※活字の情報を頭に入れたいときは読書します。
ときには紙に書き込み
アウトプットして
更に記憶に叩き込みます。
ネットで流し読むだけだと
どうしても頭に入ってこないんです。
なので、どうしても気になる記事や面白い記事は
お気に入り登録して何回も読み返します。
そりゃテメーがアナログ人間なだけだバーカ >(゜Д゜)
と言われるかもしれませんがしょうがないンですよ
私にとっては事実なンですもの
ネットは、なんとなく空虚というかオヤツ感覚と言うか
バーチャルというか相手の表情もさることながら息遣いも、
感情も読みづらい。
インスタントに済ませるツールだと思ってます。
マッチングアプリ、とかも流行ってるみたいですけど。
そんなインスタントに自分の未来に通じることを
賭けていいのかな・・・まあ需要があるから存在するんでしょうな
長くなったけど今日はこの辺で。